赤ちゃんの運動神経を良くするには?将来の運動能力を育てる家でできる簡単トレーニングを解説!

こんにちは!北千住All Ways Smileジム代表の渡邉優介です!

「赤ちゃんのうちから運動をさせた方が、将来運動神経が良くなるの?」「家でできる簡単なトレーニングはある?」「運動が得意な子に育ってほしいけれど、何をすればいいかわからない」

このような疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんの時期は、体を動かす楽しさを知り、自分の体を少しずつ思いどおりに動かす力を身につけていく大切な時期です。

将来の運動能力を育てるために、特別な器具を使ったり、厳しいトレーニングをしたりする必要はありません。寝返りをする、手を伸ばしておもちゃをつかむ、ハイハイをする、大人と一緒に体を動かすといった日常の遊びも、体の使い方を学ぶ貴重な機会になります。

ただし、赤ちゃんの運動神経は、幼い頃のトレーニングだけで決まるものではありません。生まれ持った特徴や成長のペース、日々の遊び、周囲の環境など、さまざまな要素が関係しています。

大切なのは、ほかの子と比べて無理に運動させることではなく、赤ちゃんの成長段階に合わせて、楽しく安全に体を動かせる環境をつくることです。

この記事では、赤ちゃんの運動神経と運動能力の関係から、家でできる簡単な遊び、月齢に応じた取り組み方、注意点まで、初心者の保護者にもわかりやすく解説します。

赤ちゃんの運動神経を育てるために知っておきたいこと

運動神経とはどのような力なのか?

運動神経が良いと聞くと、走るのが速い、ジャンプが得意、ボールを上手に投げられるといった姿を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし、運動能力はそれだけではありません。

  • 自分の体を思いどおりに動かす力
  • 転びそうになったときに姿勢を整える力
  • 目で見たものに手を伸ばす力
  • 体のバランスを保つ力
  • 周囲の状況に合わせて動きを変える力

このような力も、運動能力を支える大切な要素です。

例えば、赤ちゃんがおもちゃを見つけて手を伸ばすときには、目で位置を確認し、手を動かし、指でつかもうとします。

また、ハイハイをするときには、手足を交互に動かしながら体を支え、行きたい方向へ進もうとします。

こうした日常の動きの積み重ねによって、赤ちゃんは少しずつ自分の体の使い方を学んでいきます。

将来の運動能力を育てるためには、幼い時期から難しい運動を教えるよりも、さまざまな動きを経験できる環境を整えることが大切です。

赤ちゃんの時期に体を動かすことが大切な理由

赤ちゃんは生まれてから、寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、歩行など、少しずつできることを増やしていきます。

もちろん、すべての赤ちゃんが同じ順番、同じ時期に成長するわけではありません。

この時期に体を動かす経験を重ねることには、次のようなメリットがあります。

1. 自分の体の動かし方を学べる

手足を動かしたり、体の向きを変えたりすることで、自分の体がどのように動くのかを経験できます。

2. バランスを取る経験ができる

成長に合わせて座る、四つんばいになる、立つなどの動きを経験すると、姿勢を保つための力や体の使い方を学ぶ機会になります。

3. 周囲への興味が広がる

気になるおもちゃに手を伸ばしたり、保護者のいる方向へ移動しようとしたりすることで、自分から体を動かす機会が増えます。

4. 体を動かす楽しさを知る

保護者と笑いながら遊ぶ経験は、体を動かすことへの前向きな気持ちにつながります。

ただし、これらの遊びによって将来必ず運動が得意になると決まるわけではありません。大切なのは、赤ちゃんが自分から動こうとする気持ちを尊重することです。

運動能力は遺伝だけで決まるのか?

運動能力には、生まれ持った体の特徴や成長の個人差が関係します。しかし、それだけで将来の運動能力がすべて決まるわけではありません。

日常生活の中で体を動かす機会があるか、いろいろな遊びを経験できるか、安心して挑戦できる環境があるかなども大切です。

例えば、ボール遊びや追いかけっこ、段差をまたぐ遊びなどは、成長してから体の動かし方を学ぶ機会になります。

赤ちゃんの頃から特定のスポーツを練習させる必要はありません。まずは、手足を自由に動かせる時間をつくり、興味を持ったものに向かって動けるようにしてあげましょう。

また、運動能力には個人差があります。兄弟や同じ月齢の赤ちゃんと比較して、できることの数を競う必要はありません。

赤ちゃんの成長に合わせた運動の考え方

赤ちゃんの運動遊びは、月齢だけで判断するのではなく、現在どのような動きができるかを確認しながら進めましょう。

成長段階の目安遊びの例
首がすわる前起きているときに顔を見せる、声をかける、手足を自由に動かせる環境をつくる
首がすわってきた頃見える位置のおもちゃに興味を向ける、見守りながらうつ伏せ遊びをする
寝返りをする頃おもちゃを目で追う、手を伸ばす、寝返りを試みる動きを見守る
お座り・ハイハイの頃床で手を伸ばす、四つんばいで移動する、近くのおもちゃを取りに行く
つかまり立ち以降安定した家具につかまる、手の届く範囲でおもちゃを移動させる

これはあくまで目安です。できる動きや発達の順番には個人差があります。

首がすわっていない赤ちゃんに無理に座らせるなど、まだ準備ができていない動きを練習させることは避けましょう。

家でできる!赤ちゃんの運動能力を育てる簡単トレーニング

ここからは、特別な器具を使わず、自宅で取り組める運動遊びを紹介します。

赤ちゃんにとっては、遊びそのものが体を動かす練習になります。大人のように回数や負荷を決める必要はありません。

仰向けで手足を動かす遊び

対象の目安:生まれてすぐから

赤ちゃんが仰向けで寝ているときに、手足を自由に動かせるスペースをつくりましょう。

赤ちゃんは、自分の手を見つめたり、足を持ち上げたり、手を口元に近づけたりしながら、自分の体を認識していきます。

遊び方

  1. 安全な床の上に、仰向けで寝かせます。
  2. 顔が見える位置から、優しく声をかけます。
  3. 赤ちゃんが自分で手足を動かす様子を見守ります。
  4. 興味を示したら、笑顔で反応してあげましょう。

この遊びでは、赤ちゃん自身が体を動かすことが大切です。

大人が手足を無理に引っ張ったり、強く曲げ伸ばししたりする必要はありません。手足を自由に動かせる時間をつくるだけでも十分です。

おもちゃに手を伸ばす遊び

対象の目安:おもちゃを目で追ったり、手を伸ばしたりする様子が見られる頃

目の前にあるものに興味を持ち、手を伸ばしてつかもうとする動きは、目と手を一緒に使う経験になります。

遊び方

  1. 赤ちゃんを安全なマットの上に寝かせます。
  2. 赤ちゃんが見やすい位置に、軽くて安全なおもちゃを置きます。
  3. 赤ちゃんがおもちゃを見つけたら、手を伸ばす様子を見守ります。
  4. つかめたら、笑顔で褒めてあげましょう。

最初は手が届く位置から始め、慣れてきたら、無理なく手を伸ばせる範囲で少し位置を変えてみます。

この遊びは、手を伸ばす、目で追う、物をつかむといった動きを経験するきっかけになります。

ただし、小さな部品が取れるおもちゃや、誤って飲み込む危険があるものは使用しないでください。おもちゃを顔の上に吊るす場合も、落下やひもが絡まる危険がないようにしましょう。

寝返りを促す遊び

対象の目安:自分で体をひねるなど、寝返りにつながる動きが見られる頃

寝返りは、体の向きを変える動きを経験する大切な機会です。

ただし、無理に寝返りをさせるのではなく、赤ちゃんが自分から動こうとする気持ちを支えましょう。

遊び方

  1. 床に安全なマットを敷き、赤ちゃんを仰向けに寝かせます。
  2. 赤ちゃんの横から声をかけたり、おもちゃを見せたりします。
  3. 赤ちゃんが顔や体を向けたら、その動きを見守ります。
  4. 自分で体をひねろうとしたら、焦らずに待ちましょう。

寝返りをしようとする動きは、体をひねる、頭の向きを変える、手足を動かすといった経験につながります。

寝返りをしない赤ちゃんもいます。成長には個人差があるため、できないからといって何度も繰り返させる必要はありません。

なお、睡眠時は仰向けに寝かせることが基本です。寝返りの練習は、赤ちゃんが起きていて、大人がそばで見守れるときに行いましょう。

うつ伏せで遊ぶ練習

対象の目安:生後間もない時期から、起きていて見守りができるとき

赤ちゃんが起きている間に行ううつ伏せ遊びは、首や肩、背中などを使って頭を持ち上げる経験につながります。

ただし、首がすわる前の赤ちゃんは、顔を十分に動かせない場合があります。必ず大人がそばで見守り、呼吸を妨げない姿勢を保つことが必要です。

遊び方

  1. 床に敷いた硬めで平らなマットの上に、赤ちゃんをうつ伏せにします。
  2. 赤ちゃんの顔の近くで、優しく声をかけます。
  3. 顔を上げたり、左右を見たりする様子を見守ります。
  4. 疲れたり、嫌がったりしたら終了します。

最初は短い時間から始め、赤ちゃんの様子に合わせて行いましょう。

うつ伏せ遊びは、必ず起きているときに行います。眠ってしまった場合は、仰向けの安全な寝床に移してください。ソファや柔らかすぎる寝具の上では行わないようにしましょう。

ハイハイを楽しむ遊び

対象の目安:自分で体を動かし、移動しようとする様子が見られる頃

ハイハイは、手足を使って体を支えながら移動する動きです。自分で進む方向を考え、周囲を見ながら体を動かす経験になります。

遊び方

  1. 床の上に安全なスペースを確保します。
  2. 赤ちゃんの少し前に、興味を持ちそうなおもちゃを置きます。
  3. 自分から近づこうとする動きを見守ります。
  4. 近づけたら、笑顔や声かけで喜びを共有しましょう。

大切なのは、赤ちゃんが自分の力で移動しようとすることです。大人が無理に手足を動かして、ハイハイの形を教える必要はありません。

また、すべての赤ちゃんが典型的なハイハイをするわけではありません。別の方法で移動したり、ハイハイをあまりしないまま歩き始めたりする赤ちゃんもいます。

ハイハイの回数を増やすことだけを目標にせず、安全に自分の体を動かせる機会をつくりましょう。

つかまり立ちや伝い歩きを支える環境づくり

対象の目安:自分で座る、立ち上がろうとするなどの動きが見られる頃

赤ちゃんが成長すると、家具につかまって立とうとしたり、横に移動しようとしたりすることがあります。

この時期は、立つ練習を無理にさせるよりも、安全につかまれる場所を整えることが大切です。

家で気をつけたいポイント

  • ぐらつくテーブルや棚を固定する
  • 角のとがった家具を保護する
  • 床に滑りやすい物や小さな物を置かない
  • 階段や段差への侵入を防ぐ
  • 転倒や家具の転倒につながる危険を減らす

赤ちゃんが自分から立とうとしたときは、近くで見守りましょう。

まだ立つ準備ができていない赤ちゃんを無理に立たせたり、腕を引っ張って歩かせたりする必要はありません。

歩行器などの道具を使って早く歩かせることよりも、床で自由に体を動かし、自分のペースで動きを覚えられる環境を優先しましょう。

親子で楽しむリズム遊び

対象の目安:赤ちゃんが声や表情に反応する頃から

運動能力を育てるために、いつも体を大きく動かす必要はありません。

保護者が手をたたいたり、歌を歌ったり、赤ちゃんの動きに合わせて声をかけたりすることも、体を動かす楽しさを感じるきっかけになります。

遊び方

  1. 赤ちゃんの前で、優しく歌を歌います。
  2. 手をたたくなど、簡単な動きを見せます。
  3. 赤ちゃんが手足を動かしたり、笑ったりしたら反応します。
  4. 赤ちゃんの様子を見ながら、短い時間で楽しみます。

月齢が低い赤ちゃんは、まだ大人の動きをまねできない場合もあります。それでも、声や表情を楽しみながら、体を動かす経験ができます。

赤ちゃんのペースに合わせて、親子で楽しく続けましょう。

赤ちゃんの運動能力を伸ばすための注意点

ここまで、自宅でできる運動遊びを紹介しました。

しかし、赤ちゃんの運動能力を育てるうえでは、運動の内容だけでなく、安全性や休息も大切です。

無理に練習をさせるのではなく、赤ちゃんの成長を見守りながら取り組みましょう。

月齢よりも赤ちゃんの発達段階を優先する

赤ちゃんの成長には個人差があります。同じ月齢でも、寝返りができる子もいれば、まだ仰向けで過ごす時間が長い子もいます。

そのため、「生後何か月だから、この運動をしなければいけない」と考える必要はありません。

大切なのは、今できる動きを十分に経験できるようにすることです。

例えば、まだ寝返りをしていない赤ちゃんには、手足を自由に動かせる時間をつくりましょう。自分で座れるようになった赤ちゃんには、安定した場所で手を伸ばして遊べる環境を整えます。

できない動きを無理に練習させるのではなく、できる動きから少しずつ経験を増やすことが基本です。

無理なトレーニングや危険な動きを避ける

赤ちゃんは、体の使い方をまだ十分に身につけていません。大人にとって簡単な動きでも、赤ちゃんには負担や危険が生じることがあります。

次のような行動は避けましょう。

  • 腕や足を強く引っ張って運動させる
  • 首がすわっていない赤ちゃんを無理に座らせる
  • まだ立てない赤ちゃんを無理に立たせる
  • 高い場所や不安定な場所で運動させる
  • 嫌がっているのに何度も練習させる
  • 疲れているのに長時間遊ばせる

赤ちゃんが泣く、顔色が悪くなる、呼吸が苦しそうになる、ぐったりするといった様子があれば、すぐに中止してください。呼吸困難や反応の低下などがある場合は、速やかに救急対応が必要です。

運動は、赤ちゃんの体を鍛えるために無理をさせるものではありません。安心して動ける環境の中で、自然な発達を支えるためのものです。

遊ぶ環境と安全対策を整える

赤ちゃんが自由に体を動かすためには、安全な環境づくりが欠かせません。

特に寝返りやハイハイが始まると、保護者が予想していない方向へ移動することがあります。

家の中では、次の点を確認しましょう。

  • 床に小さなおもちゃや誤飲につながる物が落ちていないか
  • 家具や棚が倒れないように固定されているか
  • コンセントや電気コードに触れないようにできているか
  • 階段や玄関などの危険な場所に入れないか
  • テーブルや家具の角で頭をぶつける危険がないか
  • 運動中に保護者がすぐに手を差し伸べられるか

また、赤ちゃんをソファやベッドの上に一人で寝かせたままにするのは避けましょう。寝返りや移動によって転落する危険があります。

安全な床の上にスペースをつくり、大人がそばで見守りながら遊ぶことが基本です。

運動と睡眠・栄養の関係

運動能力を育てるためには、体を動かすことだけでなく、十分な睡眠と栄養も大切です。

赤ちゃんは成長するために多くのエネルギーを必要とします。運動遊びを増やすことばかりに注目するのではなく、毎日の生活全体を整えることを意識しましょう。

睡眠を大切にする

赤ちゃんにとって睡眠は、体と脳が成長するために重要です。月齢に合った睡眠時間を確保し、疲れている様子があれば遊びを切り上げましょう。

眠るときは、基本的に仰向けで寝かせ、硬く平らな寝具を使用します。顔の周囲には枕やぬいぐるみなどを置かず、安全な睡眠環境を整えましょう。

月齢に合った栄養をとる

赤ちゃんの時期は、母乳や育児用ミルクを基本に、成長に応じて離乳食を進めていきます。

離乳食が始まったら、赤ちゃんの発達や食べる様子に合わせて、さまざまな食品から栄養をとれるようにしましょう。

運動能力を高めるために、特定の食品やサプリメントを与える必要はありません。食事や授乳について不安がある場合は、医師や保健師などに相談してください。

発達について心配なときの相談先

赤ちゃんの成長には個人差がありますが、運動発達について気になることがあれば、一人で悩まずに相談することも大切です。

例えば、次のような場合には、かかりつけの小児科や自治体の保健師に相談してみましょう。

  • 以前できていた動きができなくなった
  • 体の動かし方に左右差が目立つ
  • 体が極端に硬い、または力が入りにくいように感じる
  • 首すわりやお座りなどの発達について心配がある
  • 音や声かけへの反応など、ほかの発達面でも気になることがある

発達の確認では、一つの動きができるかどうかだけで判断するのではなく、赤ちゃん全体の様子を見ていきます。

気になることがあれば、乳幼児健診の際に相談するのもよい方法です。

まとめ:赤ちゃんの運動神経を育てるには、楽しく体を動かせる環境が大切!

赤ちゃんの将来の運動能力を育てるためには、幼い時期から体を動かす機会をつくることが大切です。

今回紹介した、自宅でできる運動遊びを振り返ってみましょう。

  1. 仰向けで手足を自由に動かす
  2. おもちゃに手を伸ばす
  3. 寝返りにつながる動きを見守る
  4. 起きているときにうつ伏せ遊びをする
  5. ハイハイで自分から移動する
  6. つかまり立ちや伝い歩きができる環境を整える
  7. 親子で歌やリズム遊びを楽しむ

どれも、特別な器具や難しいトレーニングを必要としない遊びです。

ただし、赤ちゃんの成長には個人差があります。すべての動きを早くできるようにすることが目的ではありません。

大切なのは、赤ちゃんの発達段階に合わせて、安心して体を動かせる時間をつくることです。

そして、保護者が一緒に笑ったり、声をかけたりしながら遊ぶことで、赤ちゃんが体を動かす楽しさを感じられるようにしましょう。

将来の運動能力を育てる第一歩は、赤ちゃんが自分から動きたくなる環境をつくることです。

焦らず、ほかの子と比べず、毎日の遊びの中で少しずつ体を動かす経験を増やしていきましょう。

北千住All Ways Smile
パーソナルジム

大手ジムにて6年間業務委託を経て2024年8月に独立。
保有資格
・NESATA -PFT(トレーナー資格)
・沓脱塾(ストレッチ資格)
・JGOゴルフフィットネストレーナー

         ブログ作成者
       オーナー兼トレーナー
         【渡邉 優介】

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