低気圧で頭痛になる人はトレーニングで改善できる?なぜ天気が悪いと頭が痛くなるのかを解説

こんにちは!北千住All Ways Smileジム代表の渡邉優介です!

「雨の日になると頭が痛い」
「台風が近づくと頭が重くなる」
「天気が悪くなる前に頭痛が起こる」

このような経験をしたことはありませんか?

実は、低気圧や気圧の変化によって頭痛が悪化する人はいます。 日本頭痛学会のガイドラインでも、台風や低気圧、湿度などの気象変化によって頭痛が悪化する場合があるとされています。

では、こうした「低気圧による頭痛」は、筋トレやウォーキングなどのトレーニングによって改善できるのでしょうか?

結論から言うと、トレーニングだけで低気圧による頭痛を完全になくせるとは言えません。しかし、定期的な運動は頭痛の起こりやすさを減らすための生活習慣の一つとして役立つ可能性があります。

今回は、

  • なぜ低気圧で頭痛が起こるのか
  • 低気圧と頭痛にはどんな関係があるのか
  • トレーニングで改善できる可能性はあるのか
  • 頭痛がある日に運動してもいいのか
  • 40代から気をつけたいポイント

について、運動初心者の方にもわかりやすく解説します。

なぜ低気圧で頭痛が起こるの?

そもそも低気圧とは?

天気予報でよく聞く「低気圧」。

簡単に言えば、周りと比べて空気が押す力が弱くなっている場所です。

低気圧が近づいてくると、天気が崩れたり、雨が降ったり、風が強くなったりすることがあります。

そして人によっては、このような天気の変化に合わせて、

  • 頭が痛い
  • 頭が重い
  • めまいがする
  • 体がだるい
  • 肩がこる
  • 関節が痛い

などの症状を感じることがあります。

こうした天候によって起こる痛みや体調不良は、一般的に「天気痛」などと呼ばれることがあります。

気圧が変化すると体に何が起こる?

ここで重要なのが、「低気圧だから必ず頭痛が起こる」というわけではないということです。

頭痛を感じる人の中には、気圧そのものよりも、気圧が短時間で変化することに反応している可能性があります。

日本頭痛学会の資料でも、気圧の低下や上昇などの変化によって頭痛が悪化する人がいることが紹介されています。

つまり、

「雨だから頭痛がする」

というより、

「天気が変化するときに、体がその変化に反応して頭痛が起こる」

と考えた方がわかりやすいでしょう。

低気圧と片頭痛の関係

特に関係が深いと考えられているのが「片頭痛」です。

片頭痛は、ズキズキするような痛みが出たり、光や音がつらくなったり、吐き気を伴ったりすることがあります。

日本頭痛学会の「頭痛の診療ガイドライン」でも、一部の片頭痛患者では、台風や低気圧、湿度などの気象変化によって頭痛が悪化することが記載されています。

海外の頭痛専門機関でも、気圧の変化は片頭痛のきっかけの一つになり得るとされています。

ただし、すべての人が気圧に反応するわけではありません。

「雨の日でも全く頭痛がない人」がいる一方で、「天気が崩れると毎回頭痛がする」という人もいます。

この違いには、もともとの頭痛の種類や体質、睡眠、ストレス、疲労など、さまざまな要素が関係しています。

自律神経も関係している?

低気圧による体調不良について調べていくと、「自律神経」という言葉が出てくることがあります。

難しく考える必要はありません。

自律神経とは、簡単に言えば、体の状態を自動的に調整してくれている仕組みです。

例えば、

  • 心臓を動かす
  • 体温を調整する
  • 呼吸を調整する
  • 血管の働きを調整する

など、私たちが意識しなくても体を調整しています。

天気や気圧の変化による痛みについては、この自律神経が関係している可能性が研究されています。

ただし、「低気圧頭痛=自律神経が乱れている」と単純に決めつけることはできません。

頭痛にはさまざまな原因があるため、症状が続く場合は医療機関で確認することが大切です。

低気圧による頭痛はトレーニングで改善できる?

ここは非常に重要です。

「筋トレをすれば低気圧頭痛が治る」と断言することはできません。

しかし、定期的な運動は頭痛対策の一つになる可能性があります。

片頭痛と運動については、定期的な運動によって頭痛の頻度や痛み、日常生活への影響が減る可能性が示されています。

そのため、

低気圧頭痛を直接治すために筋トレをする

というより、

普段から運動習慣を作って、頭痛が起こりにくい生活環境を作る

と考えるのがおすすめです。

運動習慣が頭痛対策になる理由

運動にはさまざまなメリットがあります。

例えば、

  • ストレス解消
  • 睡眠の改善
  • 体力向上
  • 血流を促す
  • 体重管理
  • 気分転換

などです。

頭痛は、気圧だけでなく、睡眠不足、ストレス、疲労など複数の要素が重なって起こることがあります。

そのため、普段から体を動かして、

「頭痛が起こりやすい生活習慣そのものを整える」

という考え方が大切です。

ウォーキングがおすすめ

運動初心者の方におすすめなのがウォーキングです。

いきなり激しい筋トレをする必要はありません。

例えば、

10〜20分程度のウォーキング

から始めてもいいでしょう。

慣れてきたら、

20分
↓
30分
↓
週に数回

というように、無理なく増やしていきます。

アメリカ片頭痛財団も、頭痛がないときに無理のない範囲で運動を始め、徐々に運動量を増やしていくことをすすめています。

筋トレも取り入れてみよう

「低気圧頭痛対策なら有酸素運動だけでいいの?」

と思う方もいるでしょう。

そんなことはありません。

筋トレも普段の健康管理に取り入れてOKです。

例えば、

下半身

  • スクワット
  • 椅子スクワット
  • 軽いランジ

上半身

  • 壁を使った腕立て
  • 軽いダンベル運動
  • ゴムバンドを使った運動

体幹

  • 軽い腹筋
  • バランス運動

などです。

特に運動初心者は、最初から重い重量を使う必要はありません。

「少し疲れたな」と感じる程度から始めることがポイントです。

激しい運動には注意

ここは非常に大切です。

「頭痛に運動がいいなら、頭が痛いときに激しく運動すればいい」

というわけではありません。

片頭痛が起こっている最中に激しい運動をすると、痛みが強くなる場合があります。

例えば、

  • 頭がズキズキする
  • 吐き気がある
  • 光がつらい
  • ふらつく
  • 体調が明らかに悪い

という場合には、無理に筋トレをしない方がいいでしょう。

「運動は頭痛対策になる可能性がある」ことと、「頭痛中に激しい運動をする」ことは別です。

低気圧頭痛を悪化させない生活習慣

睡眠を整える

まず意識したいのが睡眠です。

寝不足になると、体の疲労がたまり、頭痛が起こりやすくなる人がいます。

特に、

「平日は睡眠不足」

「休日に寝だめ」

という生活を繰り返している人は、できるだけ毎日の睡眠リズムを整えることを意識しましょう。

水分不足に注意

水分不足も頭痛のきっかけになることがあります。

特に、

  • 運動をした日
  • 暑い日
  • 汗をたくさんかいた日
  • お酒を飲んだ翌日

などは水分不足に注意しましょう。

「喉が渇いてから飲む」のではなく、こまめに水分を取る習慣を作ることが大切です。

食事を抜かない

「頭痛があるから食べない」

というのもおすすめできません。

食事を抜くことで体調が崩れたり、空腹が頭痛のきっかけになったりする人もいます。

特にダイエット中の方は、

「痩せたいから朝食を抜く」

「夜は何も食べない」

など、極端な食事制限をしないことが大切です。

首や肩を動かす

デスクワークが多い方は、首や肩が固まりやすくなります。

長時間同じ姿勢でいると、

「首が重い」

「肩がパンパン」

「頭まで重く感じる」

ということもあります。

そこで、仕事の合間に、

  • 肩を回す
  • 首をゆっくり動かす
  • 胸を開く
  • 少し歩く

などを取り入れてみましょう。

強く首を回したり、無理に伸ばしたりする必要はありません。

痛くない範囲でゆっくり動かすことがポイントです。

天気と頭痛を記録する

「自分は本当に低気圧で頭痛が起きているのかな?」

と思ったら、記録してみるのもおすすめです。

例えば、

9月20日
天気:雨
頭痛:あり
睡眠:6時間
運動:なし
ストレス:強い

というように簡単に記録します。

これを続けていくと、

「雨の日に多い」

「睡眠不足の日に多い」

「運動しなかった日に多い」

など、自分のパターンが見えてくることがあります。

天気痛については、気圧変化などと症状の関係を調べる研究も行われています。

低気圧の日はどんなトレーニングがおすすめ?

「今日は雨で頭が重いけど、運動したい」

という場合は、無理をしないことが一番です。

例えば、

軽い日

ウォーキング
↓
ストレッチ
↓
軽い筋トレ

少し体が重い日

軽いストレッチ
↓
ゆっくり歩く
↓
早めに終了

頭痛が強い日

無理にトレーニングしない
↓
休む
↓
必要に応じて医療機関へ相談

というように、その日の体調に合わせて変えていきましょう。

運動は「やるか、やらないか」の二択ではありません。

強度を下げるという選択肢もあります。

40代からは「頭痛が起きてから」より「普段の運動習慣」

40代になると、

「昔より疲れやすくなった」

「肩や首がこりやすくなった」

「睡眠が浅くなった」

「運動不足になった」

と感じる方も少なくありません。

そこで重要なのが、頭痛が起こったときだけ対策するのではなく、普段から体を動かす習慣を作ることです。

週に何回も激しい運動をする必要はありません。

ウォーキングや軽い筋トレなど、自分が続けられる運動から始めましょう。

運動習慣は、頭痛だけでなく、体力や筋力、睡眠、ストレスなど、健康面にもさまざまなメリットがあります。

こんな頭痛には注意しましょう

「いつもの低気圧頭痛だろう」と自己判断しすぎないことも重要です。

例えば、

  • 今まで経験したことがないほど突然強い頭痛
  • 急激に痛みが強くなった
  • 意識がおかしい
  • 手足が動かしにくい
  • ろれつが回らない
  • 高熱を伴う
  • 頭を強く打った後に頭痛がある
  • 頭痛が頻繁に起こるようになった
  • 痛みが長期間続いている

などの場合は、低気圧のせいと決めつけず、医療機関に相談しましょう。

また、運動をすると毎回頭痛が起こる人も注意が必要です。

運動によって起こる頭痛には、ほかの病気が隠れていないか確認する必要がある場合があります。

まとめ|低気圧頭痛対策は「無理なく運動を続けること」

低気圧による頭痛は、気圧の変化によって頭痛が悪化する人がいることが知られています。

特に片頭痛のある人では、低気圧や天気の変化が頭痛のきっかけになる場合があります。

では、トレーニングで改善できるのでしょうか?

答えは、

「トレーニングだけで治せるわけではないが、定期的な運動は頭痛対策の一つとして役立つ可能性がある」

です。

おすすめなのは、

  • ウォーキング
  • 軽い筋トレ
  • ストレッチ
  • 無理のない有酸素運動

などを習慣にすること。

そして、

睡眠・水分・食事・ストレス・運動

をまとめて整えていくことが大切です。

特に運動初心者の方は、最初から頑張りすぎる必要はありません。

「10分歩く」
「軽くスクワットする」
「肩を回す」

これくらいからでも十分スタートできます。

低気圧が来るたびに頭痛に悩まされる方こそ、頭痛がない日に少しずつ体を動かす習慣を作ってみましょう。

ただし、頭痛が強い日や、いつもと違う頭痛がある場合は無理にトレーニングをせず、必要に応じて医療機関に相談してください。

北千住All Ways Smile
パーソナルジム

大手ジムにて6年間業務委託を経て2024年8月に独立。
保有資格
・NESATA -PFT(トレーナー資格)
・沓脱塾(ストレッチ資格)
・JGOゴルフフィットネストレーナー

         ブログ作成者
       オーナー兼トレーナー
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